【翻訳の基礎】「When」の訳し方と間違えやすい時間表現【練習問題あり】【翻訳者・翻訳家・翻訳講座・在宅フリーランス】
意外と多い「When」の訳出パターン。「When」という単語に込められたパラメーターを解析し、場面に合った適訳を導くテクニックをご紹介します。
What you will learn
間違いやすい時間表現と「When」の訳し方
Whenを2つの系統に分けて6種類のパターンから捉える方法
WhenとIfの違い
英日翻訳の実践的なテクニック
トライアルや実案件で通用するレベルの訳文を作る
Description
【概要】
皆さんこんにちは。今回は「When」や間違えやすい時間表現の訳し方について、いつもの通りパターンに分けて攻略していきたいと思います。今回は基礎的なコースとなりますので、課題文の解説は穴埋めのスタイルを取りたいと思います。課題文を見た時点で動画を止めて、ご自身でゼロから訳出していくことも可能です。また、最後に添削課題を2種類用意しています。課題を提出すると講師が添削して返却いたします。
まずは、誤訳しやすい時間表現「Earlier this year」について取り上げます。続いて、読解の観点から「When」と「If」の違いについてお話しした後、本日のメインである「When」が持つパラメーターについて進みます。
一口に「When」と言っても、その背後にある「パラメーター」はさまざまです。さまざまな切り口から「When」を切り刻み、パラメーターを抽出し、場面に合った最適な訳語を見つけましょう。
最後には添削課題を用意しています。よろしければご自身で訳出して、提出してみてください。講師が内容を拝見して、添削&フィードバックいたします。
【目次】
概要と間違えやすい時間表現(無料プレビュー)
最初の課題文:
Earlier this year, AiCare introduced an AI-based health care device.
- 全体の流れについてお話しします。
- 続いて、上記の課題文1について、3種類の訳例を見ていきます。
「When」と「If」の違いと訳し方(無料プレビュー)
- まずは「When」と「If」が持つ性質について、違いを見てみましょう。
「When」の分類とパラメーター
- 続いて「When」に使える訳語を列挙し、それぞれを分類し、パラメーター化していきます。
「When」に強くなる課題文2種類
- これまでの内容を踏まえて、実際に「When」を使った課題文を訳出していきます。
- 課題文2
- 課題文3
間違えやすい時間表現(派生形、別バージョン)
- 課題文4
まとめと添削課題
- 全体の内容を振り返ります。今回の添削課題2種類を紹介します。
課題提出セクション
- 課題文5を訳出して、このセクションから提出してください。
【受講に当たってのご注意とお願い】
本講座は、翻訳経験15年の現役翻訳者が「実践力と応用力を身につける」ことを主眼に置いて企画した翻訳講座です。毎回、特定のテーマを取り上げて、そのテーマを集中的に攻略していきます。1つの課題文に対して3種類ほどの訳文を用意して、それぞれを比較検討しつつ、よくできた点と、改善できる点について探っていきます。
今回は基礎的な内容を扱います。主にこれから翻訳を始める方や、トライアル合格を目指す方を対象としています。「なんとなく」でも訳せることが多い「When」ですが、より適した訳語を選ぶための「ものさし」を持っていると翻訳のスピードと精度が上がるはずです。
翻訳ジャーニーのシリーズ全般に関する紹介はプロフィールページに記載しています。そちらも合わせてご覧ください。